2014年6月28日土曜日

和訳:詳解:初心者マークスマン向けメカニクス

Team Dignitasさまに掲載された「詳解:初心者マークスマン向けメカニクス(The Breakdown: Beginner Marksman Mechanics)」の訳をお届けします。


最初に

マークスマン(ADCとも)は、League of Legendsにおいて最もメカニクスの習得が求められるロールだというのは、ほぼ間違いないだろう。高い与ダメージを持ち、射撃を行うキャリー・ロールは、極めて脆い。継続的に高いダメージを与えるために、可能な限り生存することが、マークスマン・プレイヤーの役割なのだ。

あいにく、Season 2が終わってから、マークスマンのロールはゆっくりと弱体化し、重要性を失い、おそらくは好まれなくなってきてすらいる。だがマークスマンを上手くプレイすれば、要求される存在感は容易に跳ね上がるかもしれないが、プレイ中に最も多くのことを成し遂げられる存在にも、なるだろう。

目次

  • アタックムーブ(Attack Moving)
  • ラストヒット
  • ダメージ交換とハラス
  • マップ意識(Map Awareness)
  • 位置取り
  • 機敏さ

アタックムーブ(Attack Moving)


アタックムーブは、マークスマンの絶対的な核である。これは、他の全てのメカニクスの基礎となるメカニクスなのだ。アタックムーブは通常攻撃とその後すぐに移動を行うことを組み合わせた行動で、したがって、1分あたりの行動を(action per minute, APM)増やすものだ。これをできるようになることは、マークスマンだけでなく、全てのロールのためになることだ。だが、マークスマンは脆く、バーストダメージに欠ける性質のため、アタックムーブから最も恩恵を受けられる者たちなのだ。アタックムーブができるようになれば、ダメージ交換能力や位置取り、機敏さを上げられるだろう。

アタックムーブをするには、単純に何かに通常攻撃し、攻撃アニメーションが終わったら移動すればよい。アタックムーブに習熟すれば、orb walking(訳注:DoTA発祥の言葉で、アニメーションをキャンセルして移動すること)やstutter stepping(訳注:通常攻撃が発射された後のアニメーションをキャンセルして移動し、それを繰り返すこと)─アタックムーブの習熟が前提となる、マークスマンのさらに上級のメカニクス─への道が開けるだろう。でも、まずは基本に集中しよう。

ラストヒット


マークスマンが脅威と思われるために必要なのが、アイテムだ。ミニオンのラストヒットを取れば、アイテム購入に充てるゴールドを稼ぐことができる。ラストヒットに熟練することは、自分が集団戦に関わることができるようになるためのゴールドを入手する、基本的な方法だ。アタックムーブとラストヒットを結びつければ、ほとんど全ての動きがADCに相応しいものとなるだろう。

ダメージ交換とハラス


レーンでのプレッシャーがなければ、ラストヒットを取ることは簡単だ。だが、自分と同じようにレーンでミニオンのラストヒットを取ろうとする人間に相対した時、ダメージ交換とハラスがプレイの中に入ってくる。(自分に有利な)ダメージ交換とは、敵が自分に与えるダメージよりも多くのダメージを敵に与えようという試みの中で、敵とダメージを交換する行動のことだ。レーンでは、敵マークスマンおよび敵サポートとダメージ交換できるようになることが、敵にプレッシャーをかけ、レーンでの存在感を確立する方法なのだ。敵がミニオンのラストヒットを取っている間にダメージを与えることは、こちらが受けるダメージは0となるので、ハラスとも言われる。

マップ意識(Map Awareness)


マップ意識は、どのレーンでも要求されるものだ。敵ジャングラーとレーンを見張ることは、極めて重要だ。時として、ワードがroamや接近してくるgankを常に映し出さないことがある。そういうわけで、レーンをプッシュして攻撃的に踏み込んでも安全な時と、下がることが必要な時を知るのは、重要なことだ。マークスマンは主要なキャリー・ロールで在り続けており、3/4/5というスコアのプレイヤーにとって、試合序盤のbotレーンでダイブしているというのは珍しくない。

位置取り

レーニングフェーズを終えれば、次は試合中盤、レイトゲームへと移行していき、マークスマンにとっては位置取りが極めて重要になってゆく。自分の使っているチャンピオンの射程を理解し、全てのcrowd controlや敵の脅威から、可能な限り距離を取ろう。時として、安全な位置取りを犠牲にして、ダメージを与える能力を取らねばならないこともある。これは、機敏さに入ってくる箇所だ。

機敏さ

集団戦の周囲を動けるようになることや、通常攻撃の合間に方向指定スキルを挟むことは、マークスマンのメカニクスにおける最後の基礎だ。ほとんどの戦闘では、マークスマンである自分がフォーカスを受けるだろう。これは、良いことにも悪いことにもなりうる。自分がフォーカスを受けているから、敵の方向指定スキルとcrowd control全てがどこを狙うのか、わかっているはすだ。これを知っていれば、いくつかの飛来物が自分の進行方向を狙うことが予想できるし、敵をkiteして撤退させれば、上手く避けることも可能だろう。同時に、自分の方向指定スキルを敵に当てられるようにし、自分が与えることのできるダメージを出すためには、何でもするべきだ。

言うは易し行うは難し、全くだね?

完全なものは、練習によって作られる。これらのメカニクスを学ぶことは、熱心に練習することによってのみ、可能なものだ。全てを一度に練習しようとすることはできない。このロールにはメカニクスが要求されるが、もっと練習すれば、より本能的に行えるようになっていくだろう。アタックムーブを始めよう。APM(1分あたりの行動の密度)を高め、アタックムーブの感覚を腕に覚えさせよう。レーンフェーズに入ったら、移動しながらラストヒットを取ることに挑戦しよう。友達に助けてくれるようお願いして、ダメージ交換とハラスを結びつけよう。マップを見る頻度をもっと増やし、あらゆるものを捕捉できるよう、周辺の視界を使っていこう。

位置取りと機敏さに関しては、ARAMをプレイすることを強くお勧めする。ARAMの本質とは、まさしく集団戦なのだ。Nidalee、Jayce、Luxや、他の方向指定スキルでpokeしてくるチャンピオンたちを敵に回してプレイすれば、5対5において可能な限り最大のダメージを出す方法を理解するのに役立ちつつも、方向指定スキルの合間に通常攻撃を入れる能力を、磨くことができるだろう。

結論

マークスマンというロールには、極めて高いメカニクスの技量が要求されるが、最初の学習曲線を一旦乗り越えてしまえば、非常に楽しいロールになる。このロールをプレイすることが、滑らかに繋がるゲーム内での行動と共に、皆さんにとって第二の本能となる。初心者のメカニクスに習熟できれば、Bronze、Silver、Goldすら簡単に脱出することができるようになるはずだ。マークスマンのロールの難しさというのは上がっていくだけで、上へ上がるほど難しくなっていく。さあ、みんなもこれを身につけよう!



原文
Controlling the Tempo in the Bottom Lane - Part Two: High-Tempo Early Game - Articles - Team Dignitas : Professional Gaming Team

※この翻訳記事は、Team Dignitasさまの許諾のもとに翻訳しています。
※この翻訳記事の無断転載は原著の著作権侵害になりますので、お断りしております。

0 コメント :

コメントを投稿